煙草に火をつける
半分吸い終わりの頃
君からの電話
お疲れ様…
いつもそこからの会話
ありふれた会話
二人して無言の時もある
でもそんな電話が
二人とも気にいっている
ただつながってるだけで
側にいる気持ちになれる
同じテレビを見て
受話器ごしに
泣いて…
笑って…
二人の将来を語って
会えない時間を
うめていく…
ただそれだけでいぃ
君が資格試験に合格する
そのために夜遅くまで
頑張っている事
誰よりもしってるから
頑張れ…
電話で話している途中でも…
いつも心のなかで
夜遅くまで話し
おやすみの合図
僕は、君が寝た後
外にいつもでるんだ…
タバコを吸いに
タバコに火をつけ
今日の会話を
目を閉じて思い浮かべる
君の言葉一つ一つに
僕の知ってる君の顔を
あてはめていく…
そんな小さな幸せを
毎日大切にしている
君は、今…夢の中かな…
楽しい夢だといぃね…
僕も今から部屋にもどり
君に会いに行くよ…
今日は、何処に行きたい
何処でも連れていってあげるから…
目が覚めると、いつも君からのおはようのメール…
夕日の光りが部屋にさしこむ頃
タバコに火をつけ
今日も君からの電話を待ちつづける…