「ゴメン。」
その言葉であたしの?年間の恋は終わった。大好きだった。言葉では伝えきれない位大好きだった。なのに「好き。」の一言しか言えなかった。
「元気だして。すぐにイイ人見つかるよ。」
そう言ってくれた友達に当たってしまった。
「大好きな人に振られたんだよ?元気だせる訳ないじゃん。もうウザイからどっか行って!!」 言ってから後悔した。遠ざかって行く友達を追い掛けたかったが今は一人になりたかった。だれにも同情されたくなかった。この気持ち分かって欲しくなかった。こんなに誰かを心から愛したのは初めてだった。あたしの想いは本物。[好き]の大きさはあたしが一番!だからこの気持ちは誰にも分からない。そう信じていたかった。
今、あたしの夢はただ一つ。たった一人のあたしが愛した人と結ばれる事。その為に今日も生きていく……