恋愛対戦記 ?

иaиa  2006-01-19投稿
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 「私も、智幸のこと・・・・好きなのに・・・」
 真帆、ションボリした様子で歩き出す。
  〜次の日(登校中)〜
 <は〜ぁっ、どぉしよう。宮下さんと智幸が両思いになったら(心の声>
 <宮下さん可愛いし・・・はぁ・・・・勝てっこないよなぁ・・・>
 > ドンッ <
 「うぁっ?!!!!」
 誰かに背中を叩かれて転びそうになる真帆。
 「よっ!どぉした?元気なくないか?」
 悠平が真帆に話しかける。
 「べつに・・・・なんにも・・・」
 真帆が歩き出す。
 「おいっ!まてよ!!真帆っ」
  〜学校(教室)〜
 真帆、自分の席(窓側)に座って、窓のほうをじっと見ている。
 「あれ〜ぇっ?どぉした?真帆」
 亜矢香が真帆の前の席(亜矢香の席ではない)に座る。
 「いや・・・・何にもないよ・・・」
 「え〜?絶対なんかあるでしょ〜?元気ないし」
 真帆、黙り込む。
 「ねぇ・・・・いってみなよ・ネ?」
 「・・・・・うん」
  〜休み時間(屋上にて)〜
 「そっかー。それは元気なくすよね」
 「うん」
 「でもさー、それはそれで、いいんじゃないの?」
 「えっ?」
 真帆、驚いた様子で亜矢香の顔を見る。
 「いや・ね。ライバルがいたって、いいじゃんってこと」
 「どぉゆうこと?」
 「うーんと、ライバルがいるってことは、その人と両思いになることがむ
 ずかしくなるってことでしょ?」
 「うん」
 亜矢香、屋上の壁にもたれる。
 「でもね、難しくなるほど”自分の方に振り向かせてやる!”って気持ち
 が、大きくなるでしょ?」
 「うん・・・確かに」
 「だから、ライバルがいることで、もっとがんばれるんじゃない?」
 「あっ・・・そぉだね」
 「恋愛を楽しまなきゃ・ネ!」
 「うん!」
 「ちょっと元気出たかも・・・」
 「そぉ?良かった」
 真帆、屋上の壁にもたれる。
 「ところでさ・・・」
 「ん?」
 「真帆は、智幸を好きになった理由ってあるの?」
 「えっ・・・・それは・・・・・」

          +3話目終わりです+
 









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