『ほぅ これは見事な! 元気じゃのぉ』
「マーサ よく頑張った」
「あなた…」
『さてパティにマーサ この赤子の名前はどーするんじゃ? 決めておるのか?』
「いや まだ決めてない マーサに決めさせたらいいだろう」
「そうねぇ ソファアってどうかしら?」
「ソファアか いい名だ そーしよう」
『ソファアじゃ! 村の衆を集めるんじゃ 今宵は宴じゃ! 神竜様の儀式と共に』
そして夜… 神竜の像の前に豪華な食事と歌、そして踊り… みんなソファアの誕生を祝った…
そして…
『皆の衆! これから我が一族に伝わりし神竜様の儀式を行う。 神竜様を封印されしパティからソファアへ神竜様を移す… 皆の衆! 用意はいいか? 』
パティとソファアは神竜像の前に立った…
オギャー … オギャー…
元気に泣くソファア…
皆で何か唱え始めた…
パティの右腕の紋章が光り、やがて…
神竜像に入った…
『皆の衆! もうひといきじゃ! 神竜様をソファアへ封印するんじゃ 』
やがて神竜像の光はソファアの元へ…
ソファアは光輝き神竜を封印された…