止めどなく降る
悲しみの雨
あたしの心は今大洪水
アナタのささいな一言が生んだこの
『悲しみ梅雨前線』
止むことのない長い雨
そんな言葉にあたしは1人
顔を隠して
自分だけがツラい
と思い込んで雨に打たれる
独りよがり
自己チュー
傲慢
ワガママ
あたしの悪いトコが隠しても雨に流されて見えてしまうようで怖かった
でも
あたしに傘をさしてくれたのはアナタだった
そこに見えたヒトツの希望
雨はいつか必ずやむように
悲しみもいつか必ず終わると
アナタはあたしに囁いた
雨はいつの間にかやんでいた