2人―・・・1匹1個が陽日家に住むようになって2日目の朝。
陽向は昨日は日曜日で家に居たが今日は月曜日なので陽向は普通に学校へ行くのだが―\n
「あーどうしよっか・・・。」
「僕たちのお昼ー。」
問題が1つ。
お昼ご飯である。
「オレが作ったのを電子レンジでチンする?」
「えー・・・。」
何か不服そうである。
「朝兎、あまり迷惑をかけてはいけませんよ?」
「捺ーっっ捺はいいのぉー?」
「私は別に構わないですけど・・・。」
兎と時計とは思えない会話だなぁーと陽向は思った。
「・・・じゃあ雪葉が自分で作る・・・とか?」
「え゙っなら陽向の電チンでいいーっ。」
「朝兎、わがままですよ?」
「っでもさ、もうオレ行かなきゃいけないからさ、大体の材料は冷蔵庫にあるし、本も大体そこの本棚に有るからさ。あ、でももし足りなかったらお金置いてくから買って来てもいいから。」
陽向は1人暮しなので料理本などは結構有る。
「陽向さんすみません・・・。」
「大丈夫だよ。捺さん。ま、何かあったらオレの携帯に電話して。あ、でも無駄には電話しないでね。オレも学業に励んでるから、さ。」
姿を捺は未だに今日は見せていない。
ので、時計に向かって話しかけている。
この様子は端から見れば・・・いや、誰が見ても滑稽だろう。
「じゃ、2人とも出かける時はこの鍵でドアを閉めてから家出てね。んじゃあ行ってきます。」
「いってらっしゃーい。」
「行ってらっしゃいませ。」
「あ。雪葉が火事を起こさないように捺さん見張ってて下さい。お願いします。」
「陽向酷ーいっ。」
「分かりました。」
そんな2人の言葉を背に出掛けてゆく。
「お昼まであと何時間位ー?捺。」
「今7時頃ですから―5時間位でしょうか。」
「それまでどーしよっか。」
「どうしましょう?」