友達に話してもわからなかった映画も全部。
凄く楽しかった。
“アラモイショッピングモール前”
運転手の声でアナウンスが流れた。すると、ジョージが話を中断した。
「ここだ。」
そういって、席を立った。どうやら、もう一時間近くもたってしまったらしい。私も席を立って、出口に向かった。
「誘ったの私だから、払うよ。」
ジョージの前に出て、料金入れに二人分のお金を入れた。
「ありがとう。」
私は運転手にお礼を言って降りた。
バスは私達を下ろしてすぐにいなくなった。
ショッピングモールが広い駐車場をはさんで見えた。すごく近い。
「金足りるのか。」
ジョージは笑いながら尋ねてきた。
「まぁ。バイトで貯めた分とパパがくれた分があるから。結構、リッチなの。」私も笑った。
ジョージは私にお礼を言って、ふと腕時計を見た。
「もう昼だな。どこかで食べてからにしないか。」
「何時？」
私は時計を持っていなかったので、時間がわからなかった。
「もうすぐ１２時になるところだ。」
「そう。じゃ、どこか入ろ。」
ジョージが近くにお店があると言うので、私はついて行く事にした。
数分歩いた所に、レストランがあった。
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