学校に行った三人組は教室に入った。運良く、同じクラスだった。
「おはよう〜♪」
愛夏がクラス全体にあいさつをした。
「ぁ。おはよう〜」
「よぉ〜!」
すぐにあいさつはかえってくる。愛夏はクラスの中で一番人気者だった。もちろんクラス以外でも・・・
私と梨香は、ロッカーの中にカバンを置いた。ちょうどチャイムがなったからみんな急いでカバンをロッカーの中に入れてイスに座った愛夏も・・・
先生が来た。この先生の話は、とても長い・・・佳以は眠たそうに話を聞いていた。
そうして先生の長話が終わった
「佳以ィ〜あたしもう死ぬ。眠たい」
愛夏がそう言う
「死ぬなよ〜!(笑)死んだらみんなが泣くよ?」
あははっと三人で笑う
そんな楽しい日は早く終わってしまう・・・
予想どうりに早く終わってしまった。今は放課後。愛夏と梨香は部活に行ってる。私は一人で家に帰りたくなかったから教室で2人が帰って来るのを待っている。
「・・・・っでさ・・・・なの」
愛夏の声がした。誰かと話しているみたい。今、休憩中?と佳以は思って愛夏の所に行こうとした。
そしたら・・・
「・・・・な・・・・・やつ?・・・・」
海の声がした。愛夏と海一緒に廊下を歩いてる。私は見えないように話を聞いた。ケドあまりにもショックだったから話は聞き取れなかった。
だんだんと話が小さくなっていった・・・もう休憩終わったのかな?
席に戻ってボォーとしていたときに私の目の前に誰かが私に向かって
「・・・あの、佳以?」
尋ねて来たのは・・・・海だった
「・・・ぇ?三塚くん!?ってかなんで名前で呼んで・・・」
「まぁいいじゃあない?名前が同じで名字忘れたし」
海は佳以に笑顔を見せた
ぁ・・・笑顔・・・
私は顔を赤らめた
「・・・っならいいケドなんですか?」
少し沈黙が流れる
そして海は口をあけた
続く