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A'K  2006-01-21投稿
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大人は皆金の事だけ、子供は自分の事だけ考えている。私も日本憲法によるとまだ子供。けど自分の為にも人の為にも何もしたくない。

毎日学校行って、食べて、排泄して、寝て。何が楽しいんだろう。同じことの繰り返しなんて意味がない。楽しくもない。幸せなんかでもない。
こんな事を50年も100年も続けていて何がいいんだろう。10年でも堪えられない。

私はいつになったら解放されるのだろう。毎日、神様に願っているのに届かない。神様はこの世界で一番のワガママ野郎だ。自分のお気に入りだけ幸せにして、私みたいな奴の願いは叶えてくれないの?

大人になるまでこんな世の中、ガマンなんかできない。大人になれば良いことだってある?そんなこといえるのはほんの一握りしかいないだろう。ほとんどが労働して、少ない賃金で働くんだ。 ―別に大人になることを望んでいる訳じゃないのに。
神様はひどい。私を死なせてくれない代わりに私に不幸ばかり押し付ける。私は『幸せ』になってはいけないの?なのに死んではいけないの?矛盾しすぎているよ。
私なんて早く病気かなんかで死ねばいいのに。死んだとしても別に誰かに迷惑かける訳ではないし世界の情勢が変わるわけでもない。私みたいな小さい人間なんて誰にも必要無いんだよ。

目を開けると夜になっていて私は部屋の机にうつ伏せになっていた。
また明日から学校だよ。微笑ましいものなどない。まるで刑務所だった。毎日同じことの繰り返し。決められた時間に授業を受けて並んで朝会して、決められたことをこなす。刑務所だ。ご飯なんて喉を通さない。学校の事を考えるだけで頭が一杯だった。

今日も同じように窓を開けて、音楽を聞きながら、ただ空を眺めていた。いつの間にか季節は12月。師走。けど私には15歳の12月。あと何年過ごさなければならないの?考えると気持ちが悪くなった。卒業式にはまだ4ヶ月もあった。別に明日受験でも卒業式でも良かった。中学校になにか楽しかったことも嬉しかった事もあるわけではないし、思い出もない。

私は誰も信じない。信じた分、楽しかった分、嫌なことは全てを無に返してしまう。自分が傷付いて嫌な思いするのなら、もう楽しい目にも苦しい目にも遭わなくていいから…私の願いはただ一つ。死にたい。消えたい。なくなりたかった。



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