FREEDOM?

流星  2007-02-07投稿
閲覧数[437] 良い投票[0] 悪い投票[0]

元惑星レコア所属…護衛艦ゲンジ



「それで、交渉の結果はどうだったんだよ?」

「うん…まぁ交渉は成功したんだけど…

「なんでそんな浮かない顔してんだよ?なんか問題でもあんのかよ?」

「実は…費用は出してもらえるコトにはなったんだけど…代わりに帝国の侵略行為の偵察任務を引き受けるコトになったんだ…」

「それは、つまり…帝国と戦うってコトだろ?」
「あぁ…アカギの仇を討つだけでは済まなくなったんだ」

「仕方ねぇさ、どの道こうなっただろうからな」
「そうか、ではこれからについて話し合う必要があるんだ」

「そうだな、取りあえず艦長候補生と航海長候補生と砲術長候補生を集めればいいだろう?」

「あぁ、頼む。じゃあ16:30に会議室に…」
「オーケー、任せとけ」


惑星国家連邦主星トレイル…大統領府


「これで、我々は晴れて同盟関係というわけですか…」

「えぇ、そうですね」

「ところで…貴方の所持している護衛艦ゲンジの士官候補生たちが不穏な動きを見せているようですが…」

「私の指示ではありませんな…彼らの独断でしょう」

「では、彼らを殲滅しても構わないですね?」

「ご自由に…」

「では、バルス報道官を呼べ」

「ハッ!」


護衛艦ゲンジ…ブリッジ

「じゃあ艦長は島崎で副艦長は奈良井と俺と守谷と香月で決定か」

「そうだな、じゃあ各自持ち場に戻ってくれ」

「分かった、俺は砲術のシュミレーションでもやってるぜ、戦闘がなきゃ一番ヒマなとこだからなぁ」

「じゃあ俺と奈良井は艦のデータの書き換えをするか」

「僕は航法のチェックをするね」

「私は索敵システムのチェックをするわ」


惑星国家連邦所属巡洋艦リザード…ブリッジ


「本当にゲンジを沈めていいんですね?」

「構わん、大統領の勅命だ。必ず撃沈しろ」

「では、直ちにレコア星系に向かいましょう」

「私もピサロで後から追いかける、それまでに朗報を期待しているぞ、ノイズ司令」

「必ずや報道官のご期待に添えるよう戦果を上げてみせましょう」

巡洋艦リザードはワープを開始…護衛艦ゲンジに向けて動きだした…


続く



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 流星 」さんの小説

もっと見る

SFの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ