僕はある日恋をした…
僕の名前は雄貴、今年で18歳になる。
僕はあまり顔に出さない、無愛想な方。でも昔はウソをついてもすぐに顔にでるほどの正直者だった。
そんな性格を今のような無愛想にさせたのはある出来事だった。それは僕の中でとても大きな、受け入れたくない事だった…
それは僕が中学3年になる時だった。
僕が学校から帰る途中、母の車を道で見つけたその瞬間、僕は自分の目を疑った…。なんと母は車に沢山の荷物を乗せていた。そう、まるで引っ越しをするように…そんな僕を見つけて母は僕の横に車を止めた。