LAST SUMMER#6

SETTARMEN  2007-02-15投稿
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3月13日 AM10時30分

曽我端さんより、紅白戦のメンバーが発表された

紅組
1番(中)北条晃2年
2番(二)白石悠都2年
3番(投)滝本龍夜2年
4番(三)村上拓哉2年
5番(一)橘友太郎1年
6番(捕)不破一真2年
7番(左)菊川京介2年
8番(遊)八神光輝2年
9番(右)丸山慶太2年


菊川京介(キクカワキョウスケ)

ってのはオレラとタメの二年。

試合でも練習でも楽しみを求める奴だ。

ケイタみたいにポジティブだが、お調子者ではない。

なかなか面白い奴だ。

橘友太郎(タチバナユウタロウ)
ってのは一年唯一のレギュラーで、高い身長と太い声が特徴の律義な奴だ。

先輩に気を遣っているのもあると思うけど…

あとはこれまで紹介した通りの面子だ。


それよりも何よりも俺がショート!?

去年までライトの控えとしてやってきたのにいきなりショート!?

不安そうな顔をした俺の表情を曽我端さんは見逃さなかった。

『八神!お前は初めてショートを守るよな?』


当たり前だろっ!!

と心の中で叫んだあと
『はい…』

と小声でいった…

それを聞いた曽我端さんは

『去年から思ってたんだが、お前は外野より内野の方が向いてると思ってたんだ!
今日はある程度のミスは許すから龍夜からいろいろ聞いてやってみろ!』


『はいっ!』

と、俺ははっきり返事をした。

確かに曽我端さんの言う通り俺は外野はイマイチ向いてないと思っていた。


やはりそこらへんは曽我端さんは見る目がある。

曽我端さんは怒ると怖いけど、選手の可能性を見つける事に関しては天下一品だ!


そして曽我端さんがみんなに言った。

『八神だけじゃなく、去年の秋と違ってポジションをいろいろいじってみようと思う!
馴れないと思うが、ミスを畏れずやってみてくれ!
あと、前からそのポジションにいた奴は初めての奴にいろいろと教えてやってくれ!』

と曽我端さんが改革明らかにした。

その曽我端さんの新しい改革の一つに俺のコンバートがあったことは正直嬉しかった。


この紅白戦でなんとか曽我端さんの期待に応えようと俺は心に誓った。

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