motel??

 2007-02-18投稿
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「――ッッ!!」
勢いよく床に腰をうちつけた。
痛みに気をとられる暇もなく、襟元を掴まれ引き寄せられた。
ジョージが床にかがみ込み、私に顔を近づけた。
静かに私を見ていた。
とても怖かった。
体が震えている。
「言え。」
「…………。」
…それでも言いたくなかった…。
唇をかんで、必死に恐怖心を押し殺そうとした。
顔を背ける。
すると、また体が自分の意思を無視し動いた。
襟元から持ち上げられ、ベットの上に仰向けに抑えつけられた。
「サラッッ!!言うんだッッ!!」
激しい口調だ。
体を凄い力で抑えつけられ、ギシギシとベットが波打った。
必死に抵抗し、手をついて起き上がろうとした。
しかし、軽々と腕を抑えられ、またベットに倒された。腰の辺りにまたがられ、身動きがとれなくなった。どうにかして彼の下から脱け出そうと体に力をいれた。
しかし、どう動こうとしもダメだった。
「サラッッ!!言えッッ!!」ジョージがまた怒鳴った。今度はさっきより私の様子をうかがっているようだった。多分これが最後の警告だろう。
恐怖のせいで喉がしまり、声が出なかった。
ジョージは深くため息をついた。

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