授業が始まった。数学だ。
私(サカイエミ)の苦手分野だった。
「うわぁ〜最悪だよ〜」
と私は言った。
『大丈夫だろ〜?お前は。』とあいつ(ミナミカイト)が言った。
南とは、席が隣。しかも、机どうしつけているから、もっと最悪。
「なんで?私、苦手なのに出来るわけないじゃん!」大声で言ってしまった。すると
「コラ!!そこ酒井と南!しゃべるな!」と先生は怒鳴った。
『ありゃ・・。』
「ヤバイ・・?」
『・・・まぁ〜・・・な。多分そうとう難しい問題を出して答えろ!!・・・って言う。』
「え〜!」
『俺、一回あったから』
南の予想はあたった。
先生は難しい問題を出し答えろ!と言った。
『げ!わかんね〜』
「うん。」
しばらく沈黙・・・・
数分すると
『・・・あ〜わかった』
「え・・・。早くない?」
南は、立って言った。
『答えは19デス』
すると先生は
『・・・・正解』
当たった。
当たったのはいいけどやっぱり先生は当てられたのがくやしいらしい。
結局、居残りになった。
教室には2人しかいない。
「早く帰りたいね〜。」
私は呟く。
教室は2人だけだから声が響いてしまう。
『さっさと終わろ〜ぜ』
南は、面倒くさそうに言う。
「だってわからん」
『・・・・実は俺もわかんね〜』
「マジ!?」
『うん』
はぁ・・・。と2人はため息をついた。
『一生このまんまかぁ』
「やだね〜」
「・・・っあ!これをこぅじゃない?」
『お!そうかもな!』