「お〜!やっと一問出来た!」と私(サカイエミ)
『だな〜!後残り9問〜』とあいつ(ミナミカイト)
「全部終わる頃には何時だろ〜ね。」
『ん〜。明日の朝までじゃない?』と南は、笑った
「まぁ〜明日学校休みだからいいけどこれって今日までにじゃない〜?」
『あ〜そうやった』
「次の問題やろ〜」
『おぅ〜。』
そのとき私が頑張って書いているときに南が立ち上がって窓をあけて外を見ながら言った。
『教室には先生や生徒もいない2人だけ。こう言うのドキドキしない?』
「・・・・・はぁ?」
私は急にそんなこと言われたので何を言えばいいかわからなかった。
『俺はしてるよ。お前は?』
南と外の風景が似合っていた。私は思わず写真を撮った。カメラは、たまたま持って来ていたのだ。
カシャ・・・。
『酒井?なんで写真を撮った?』
「え・・。あ・・・あの」
私が焦っているとき、南が席に戻り言った。
『俺のこと・・・・・好き?』
「・・・・・私恋愛なんてキライなんだ・・・・。」と私は困った
『え・・。なんで?』
そう―――あんなことなかったら、付き合えたのに――――今は付き合えない――――