僕はどうしようもない人間で
裏切られるのが怖くて
最初から信用はしないんです
悲劇ぶっていると言われるのが怖くて
何も感じないフリをしているんです
弱いのが嫌で
強くなりたくて…
僕は僕を塗りつぶしていたんです
そうして結果的に自分だけが傷ついていたんです
何を言われたって気にしなくなりました
少しの事も大きな事も傷付く事もなくなった
何をしても何をされても
何も感じなくなった
だけどふいに
いきなり寂しくなる時があります
それは突然で深くどん底にまで振り落とされます
部屋の隅で膝をかかえて
「ごめんなさい」
そう呟いてしまう