なぜ、恋愛なんてキライなのか――――
それは中1の頃・・・・
『酒井・・・俺・・・お前のことが・・・・好きだ。付き合って下さい。』
私は好きな人から告白された・・・。
「・・・えっ・・・あ・・・はい。私で良ければ・・。」
『マジ!?やった!』
私はすっごく嬉しかった。付き合えるんだ・・・と
ソレから三日目。
初めてキスをした。
嬉しかった。・・・・ケド
その次の日、私は内緒で彼の家に行った
彼の家の玄関には靴がたくさんあった。
しかも・・・男と女の靴が・・・・
私は彼の部屋に向かって物音たてずに歩いた
部屋に着いたとき、彼と他の男と女の声が聞こえた。
女が
「ねぇねぇ〜。付き合っている人ぉ〜いたよねぇ〜?こんな事していいのぉ〜?」
と言った。こんな事?と思った。
そしたら彼は、
『なにいってんだよ。付き合っている人は、いるケド』
私のことだと思った。
他の男が
「でも、あれは、バツゲーだもんな〜。」
『あぁ。』
バツゲー?
私はダマされたんだ・・・。
『バツゲーな〜。クラスの人の中の奴と付き合って、キスしろって。ひでーだろ〜?』
「でも、キスしたんだろ?」
『あぁ。だから明日学校で別れる』
「別れたらあたしと付き合って〜!」
「いやっ!私よ〜」
女の声が響く
明日彼と別れるんだ。あの好きだってやつ嘘だったんだ。