去年の夏、いつも私の右手を握ってくれていたあの人は、一言『じゃあね』と言って私の前から消えました。
初めてスキになった人で、初めて手をつないだ人でした。
ドキドキして手を握り返したあの日から、私の右側にはあなたが必ず居たのに。手を握って、笑ってくれることが当たり前の日常だったのに。
たった一言だけを残して、逝ってしまうなんて、どうゆうこと?
会いたくて会いたくてたまらないよ。
あなたが居ないこの世界は、なんの音もないし、色もない、とても寒い所です。
手を握ってくれないと、眠れないよ。
手を握ってくれないと、歩けないよ。
あなたに支えられて生きて来たわたしは、これから先、どうやって生きていけばいい?
強くなんてなれない。帰って来て。
帰って来て、また私の手を握って笑いかけて。お願いします。
会いたいよ…