今日があたりまえに来る僕、、。
明日が普通に来ると思ってた彼等、、。
運命と言う言葉ではあまりに投遣りで、そっけない。
自分で命を絶つ人、、。
他人に命を絶たれる人。運が悪かったでは済まされない、尊い命、、。
ましてや遊びで殺されては素直に成仏なんて出来ないだろう。
こないだ探索に出掛け、何も得られず帰宅してからの数日の間に、また何人かお亡くなりになった。
皆さんあの病院に関わった人達だ、、。
担当していた警官も一人事故死したことで、捜査は一端凍結するらしい。
僕もこれ以上首を突っ込まないでいようとおもう。次は僕かもしれない、そんな不安がついて離れないから、、。
椅子を倒しながら残りの牛乳を飲みほし、ペンで頭を掻く、、、机には自分なりに推理しまとめたノートを広げ、遠目にひっかかる部分を探す。
あれから亡くなった人、、。
手まり唄の類似点、、。
?ノリユキ、、自宅で自殺。
?ロイ、、イヌだが飼い主と病院にいたところ変死、、。
飼い主はそこで自殺したノブオの娘。
?イサム、、大学生の一人。歩道橋から転落死。自殺か?
?ハルキ、、事件担当の刑事。
ノブオの家に捜査状況を説明しに行く途中、何故かイサムと共に転落。
その後、車にひかれ死亡。
こんな短期間で三人と一匹、、怖くならざるを得ない。
手まり唄の続き、、。
『ごろつく、、逃げねばもってくぞ。』
逃げ遅れれば、捕り殺されるのか?
『てんまい、、終わらぬくぬあそび。』
殺人は遊び?楽しんでるのか、、それに終わることはない。
『ちゃぶろく、、一人じゃ寂しかろ。』
仲間を友達を求め。または連れてくるとも読める。
『ちーやー、、出来たかひとぬもじ。』
これがわからない、、。
人文字!?名前、、?
『ぱっ、、つづきはまたあした。』
最初に戻る、、。この繰り返し。
唄と事件を照らし合わせ、、ふと、あることに気付いてしまった!!
単なる想像でしかないが、身の気がよだった、、。
一定に首を降る扇風機の風は生温かく、涼しげな音色を奏でるはずの風鈴もやる気なくうなだれている、、。