冷たい空が滲んだ。
寂しくて寂しくて潰されそうだった。
ひとりぽっちのクリスマス。
ひとりぽっちの誕生日。
バレンタインもひとりぽっち。
どうしても泣きたくなる。
泣いても、包んでくれる腕がそこにはなくて、
暗い部屋に帰って、簡単に家事を済ませて寝る。
起きたら仕事に行かなくちゃ、
頑張って働かなくちゃ、
もう誰も…泣いたって手を差し伸べてはくれない。
いっぱいいっぱいで、
苦しいと思っても、そんな事で苦しんで甘えてるって、自己嫌悪。
そんな繰り返しで、帰路に着くと涙が滲んだんだ。
毎日が倦怠感と焦燥感との繰り返しだった。
死にたかった、
小さい頃から何度も…
何度も、死にたいと思ってた。