先生の反応は気になったけど、私自身がそれどころじゃなくて見れなかった。
「それは……。」
先生が言いかけた時に、私は言った。
「先生として…ではなく、男としてです……。あっ、でも、大丈夫です!!先生が私の事好きじゃないのも知ってますし、第一、先生が生徒に手を出す訳ないですし。私は、そんなキッチリしてる先生が大好きですから☆ただ、スッキリさせて、短い期間でも普通の教師と生徒って事で話してもらえたらなって思っただけなので☆それでわ☆♪」
頑張って笑顔作った。
あとはもう、教室を出るだけ。
なのに…体が…動かない…。
先生が少しずつ近寄って来る。
ダメ!!震えが止まらない…っ!!
先生は私の半歩前で止まった。