好き。?

バイキン入ってるレモンティー  2007-03-11投稿
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「へ?」
「お前が俺を好きだと言ってくれた時、そこで俺も好きだと言いかけた。でも、俺は教師でお前は生徒だからな。卒業するまで言わない事にしたんだ。」
「……?」
頭が爆発しそう…。
「正直、卒業まで返事を出さないのはヒヤヒヤした。お前が違う誰かに取られたら…なんても思ったしな。」
「…どういう…?」
本当は解って来ているけど、頭が混乱しすぎてこんな言葉しか出てこない。
「山田。俺は生徒としてじゃなく、一人の女性としてお前が好きだ。」
「っ!!」
「10歳も離れてるから、お前が20歳の時に俺は30歳だけど、俺はどんなに歳をとってもお前だけ愛して、お前だけ守る。こんなおじさんで良ければ、お願いします。」
もう迷う理由なんてない。
ギュッとあたしは先生の腕に抱きついた。やっぱり体に抱きつくのは緊張しちゃうし。
「そんなの…歳なんてどうだって良い!!あたし先生が好き…!!」
「…ありがとう…。でも……こういう時は胸に飛び込めよ。」
「う……だ、だって…。」
言いかけると先生はよしよしと頭を撫でてくれた。
大きくて、暖かい手…。



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