Real6

HIRO  2007-03-14投稿
閲覧数[493] 良い投票[0] 悪い投票[0]

『離してよ!!』
かなは泣きながら必死に抵抗する…「怖い……」
『ちょっとだけだから!ね?』
男はそんなのおかまいなしにどんどん車の方へ連れていく……
『もう少しだからね〜』
とうとう車の所に連れていかれた……男は無理矢理車に押し込めた……
『止めてっ!!ちょっ触んないで!!』
かなが暴れながら言った。
「ガスッ」
かなが暴れて無我夢中で手足をばたつかせていた足が男の顔にクリティカルヒット……
『っ痛ってなぁ〜!おい!おとなしくしろコラ!』
男はキレていた……
『おい!もーこいつら犯るの止めだ!』
そう言うと男はいきなりかなに殴りかかった……
…………………………………………………………
『どうするよ?こいつら』
男がめんどくさそうに言う。
『ここら辺に置いて行こうぜ』
運転していた男が言った。
『そうだな…………こいつ顔面蹴りやがって』
男がかなを見下ろしながら言った。
『ほら!もー行くぜ』
「ブーーー」
……………『かな…大丈夫?』
彩が弱々しく言った…
『…………うん…彩は?』
かながなんとか答えた。
『ヘーキだよこれくらい………帰ろっか?』
彩がボロボロになっていながらも笑顔で言った。
『………そうだね。』


数週間後……
かなの顔の腫れも引き久しぶりに学校に行った。
当然誰もが休んだ理由を聞いてくる………
でも不思議なことに1番聞いてきそうな亮が聞いてこなかった……
『ヤッポー!かな!久しぶの学校だね!』
彩が笑顔で言った。
『うん……そうだね』
かなが答える。
『どうしたの?なんか元気ないぞぉ〜』
彩がかなの顔を覗き込みながら言う。
『ううん!何でもない!今日マック行かない?朝CM見ててさぁ食べたくなったんだよね』
かなが笑顔で言った。
『いいよ〜じゃぁ放課後校門で待ってて!』
彩も笑顔で言った。



その日の夜……
『忘れたいのに……何で思い出しちゃうの……』
かなはあの日の事を思い出していた……
『もう嫌だ!!』
かなはいきなり外へ飛び出し近くの公園に行った。
『もう…何で……』
かながうずくまっていると……
『もしかして……かなちゃん?』
いきなり声がした、顔をあげると、なんと亮がいた。『何してんの?こんなとこで』

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 HIRO 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ