店に入ると そこは、明るく 外の外観とは、まったく違う木造の造りだった。
ウェイトレスに案内されるとそこは、町を一望出来る席だった。
僕と彼女は、椅子に座りまず先に飲み物を頼んだ。
軽く飲み物を口に入れると彼女が『そうだ 私の名前言ってなかったね 松下 茜 よろしくね』と言ってきた。僕は、飲み物を起き軽くよろしくと頭を下げた。
『君 まだ 緊張してるの? 年上だからってそんな硬くならなくてもいいよ』と笑顔で言ってきた。
俺は、『こうやって 女の人と食事したりするのが初めて』と伝えた。
すると彼女は、『そうなの? 君19才だったよね? 私より5下なんだから これからだよ』といってきた。
俺は、彼女の目線を感じながら 『そうなんですけど・・・・』と言葉を濁らすと。
『男だったら 言いたい事言いなよ?』と彼女に言われ・・・・
俺は、『小さい頃から心臓悪いから 中々友達とか出来なくて ましてや女の人なんかと仲良く出来なくて』と言うと 彼女は、『だから 何なの? 前向きにならなきゃ これから先人生長いんだから 一度しか無いんだから人生は、！！』といってきた。
俺は、 ヤッパリ年上の言う人の言葉だなって思った。
今思えば この時から 前向きで明るく俺と正反対の彼女の事を憧れ始めてたのかもしれない・・・・。
こんな身体じゃなくて彼女のような人生だったらどんなに楽しいのかなって?
お互い食事も進み だいぶん彼女にも慣れた時『もう 緊張してない?』と彼女がきいてきた。
俺は、『してないっす』と答えると 彼女は、ニンマリと笑い鞄から プラスチックの容器を取り出し中には、薬らしきものが入っていた。
『これ ビタミン剤 』と言い口に入れコップに入っていた水でｺﾞｸﾘと飲んだのだった。
そして 俺と彼女は、店出て 別れ際に『今日は、ありがとう 』と彼女は後にした。
つづく
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