私は結局美幸のお願いを聞き入れてしまった
(はぁ、無理だよ。近付くことすら出来ないのに・・・)
それに私には美幸のいった言葉の意味がよく分からなかった
(恋愛は猪突猛進だよ!ってどうゆう意味だろ?だったら美幸が聞きに行けばいいのに・・・・・)
私がそんなことを呟いていると紺野くんがどこかに行った
私も恐る恐るついていった
紺野くんが行ったのは屋上だった
(なんで屋上に・・・・・)
私は隙間から覗いてみた
すると
(あっ・・・・・猫!)
紺野くんは猫を抱きかかえていた
その時覗いていたドアが開いて私は倒れてしまった
「ぎゃっ!」
紺野くんはびっくりして私をみた
そしてゆっくり近付いてきた
「見た?」
「あっ・・・うん、」
紺野くんは困った顔で頭を掻いた
そして私の手を引っ張り屋上に引き寄せた
そしてドアを閉めてしまった