地図に載っていない太平洋の真ん中に位置するとても小さな島に住む種族
「キリック族」
彼らは独自に発達した現代人に劣らない知能と人間の限界を超越した抜群の身体能力持っていた
彼らは年に一回
木の船で大陸に渡って人を島に拐い
一回
島のジャングルに放した後で逃げ回る人間を捕まえ
クビを引き裂いて自分の優秀さを示す祭りが行われていた
それを彼らは
「クビカリ」
と呼んでいた
ある日
キリック族の若者のヒロとケンがどっちが強いか口喧嘩をしていた
キリック族は仲間を傷つけない
二人が出した結論はみんなに内緒で大陸に行き1週間をリミットで「クビカリ」をし
島に持って帰ってきたクビの数で決めることになった
その夜
二人はバレないように舟を2つ出し真逆の方向に向かって行った