〜7年後〜
病院のナースステーション。イスに座って何か話している3人の看護婦。
「あっ!そぉいえば、絵里さんの携帯鳴ってましたよ!」
「えっ!うそ〜っ・・・!先に言ってよ〜っ!!」
絵里あわてて言う。絵里は看護婦になったのだ。
「あれ〜っ?どぉしたの?そんなにあわててさ〜ぁ」
1人の看護婦が言う。
「えっ・・・!何にもないよ・・・」
「もしかして・・・彼氏からだったりして〜っ!」
絵里以外の2人が絵里をからかう。
「絵里さん・・・・彼氏いるんですか??」
「あっ・・・それはねぇ・・・――――」
絵里の携帯が鳴る。
「あっ!ゴメン電話」
「やっぱ、彼氏からだよねぇ・・・」
「だよね〜ぇ」
2人がヒソヒソ話す。
「もしもし」
絵里が電話に出る。
『あっ、もしもし。俺だけどー』
「あ〜ぁ、陽太か〜ぁ、何か用??」
電話の相手は、陽太だった。今は、絵里の彼氏。
『あ〜・・・たいした事じゃないんだけど、今度の土曜あいてる?』
「あいてるけど」
『じゃあさ、どっかに遊び行かない?』
「いいけど・・・先週行ったばっかじゃん??いいの?」
『大丈夫!!』
「そっか。じゃあ、あとでかけなおすね」
『あいょ〜』
電話を切り、携帯電話を閉じる。
「今度の土曜・・・・か、楽しみだなぁ・・・」
絵里、小声で言う。
「絵里さん!」
「うわっ?!!」
イスに座っていた1人の看護婦が言う。
「や〜っぱり、彼氏なんでしょ〜?」
「え・・・・秘密です!」
携帯を机の上におく絵里。
「え〜、何で教えてくんないの?」
「プライベートは言いたくないの〜っ!」
「え〜っ・・・ケチッ!」
「さっ!仕事仕事!!」
絵里、歩き出す。
「あ〜っ!まってくだいよ〜っ!」
あの時の私が嘘みたいに・・・・そんなふぅになれたらいいな・・・
END
変な話でごめんなさい!!
閲覧してもらって、ありがとうございました。