ラストプレゼント

まつり  2007-03-24投稿
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AM8:00
目が覚めて 洗面所の鏡に映った自分を見る。ニィって口角を指で上げても、笑っても、このうさぎのような真っ赤な目は私から笑顔を奪ってく。
冷たい涙が静かに頬をつたう。 私はまだ深い暗闇にいた。

2/14恋人達が愛を確かめ合う日
「ねー 凉 今日仕事遅くなりそうなの(>_<)。」
片手にはハンバーガー6年付き合ってる彼に昼休みを合間に電話
「そっか‥。」 「あれっ‥!」
「何?。」
「いゃ だって、前の凉なら なんだよそれ とか、休みとれないのかよ。とかぁ いっぱい文句言ってきたじゃん?」「そうだっけ‥?」 「そうだよぅ〜。」ここんとこ忙しくて2人っきりで過ごす事が少なくなって、マンネリ解消もしたくて 2/14付き合って6年記念日の今日どぅしても凉に会いたかった!!
「でも早めに仕事終わらせちゃうから('-^*)大丈夫だよ。9時に駅前で待ってて。」
少しの間があいて凉が話しはじめた。
「…あのさ 萌。」
「なぁに?」
いつもより 低い声のト-ン
「今日無理しなくていいからさ。」
「えっ!?。」
「明日朝萌の部屋行くから 。」
「へっ どして?」
凉の声は一定の低い声のままだった。
「話したいことあるんだ 萌に。」
「‥うん分かった。じゃぁ 明日待ってるね。」
電源を切った後、私は 胸のざわめきを感じた。



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