辛くても、寂しくても、私にゎ守る人がいる。 自分の人生を犠牲にしても。
23歳×1子持ち。
2つ上の元旦那。公務員でオシャレで顔もかっこよくて、背も高い。周りゎ私を見て、羨んでたね。優越感に浸りながら幸せになっていく運命を喜んでたはずなのに…。 付き合って半年位でできちゃった結婚。授かった命に戸惑っいを感じながらも、懸命に動く心臓を見て、母になる喜びゃ、愛する人と生涯を過ごせる人生に涙した。
ただ、その時あなたが複雑な顔をした事に気づかないで。
「おろすよね?」
えっ…。エコー写真を握りながら自然に涙がでる。
「今回ゎごめん。俺公務員だし。世間体が。」
泣きながら私が出した答えゎ…「産みたい」。
沈黙が続いた中、あなたが差し出した手に未来を託して強く握った。
何度か彼ゎ、子供が出来る不安を私に話してたけど、私ゎ聞かないようにしてたんだ。だって、聞いてしまったら、答えが決まってたから。
できちゃった結婚ゎ両家とも反対ゎせず、即入籍、同棲と何もかもスムーズだった。世間体を気にする彼ゎなかなか会社に報告してくれなかったけど…。私ゎ全然気にしなかった。だって、旦那様になった事実ゎ確かだもん。私が妊娠してる事に実感のない彼ゎ相変わらず重い物を持ってくれる優しさゎなく、借りた家ゎエレベーター無しの五階…。
妊娠して6ヶ月。横になってる私に彼ゎ。
「ねぇ、デブ。今おろすとしたらいくらかかるの?」
なに?いきなり?冗談でしょ?もぅ胎動を感じるんだよ。昨日お腹をさすりながら名前を一緒に考えたんじゃん。
パニックの中冷たい言葉がコダマして涙が止まらない。でも彼ゎ続けた。
「お前赤ちゃんあんまり成長してないけど、なかなか流産しないから」
重いのを持ってくれなかったのも五階をわざわざ選んだのも全て…。
泣きながら彼を叩く。 「なんでそんな事言うの?もう赤ちゃんにゎ外の声が聞こえるんだよ。」 叩きながら彼に訴える。
その瞬間彼ゎ私の胸ぐらを掴んで、「パシッ」。
痛い。頬が痛い。
そっか…叩かれたんだ。