俺達が生まれたこの時では、犯罪・殺人などが急に増えだした時だった。この時代に犯罪・殺人を起こした者は、今までは、何年も牢屋に入ったり、最悪で処刑。それが、普通だった・・・。
けど、俺達が生まれたこの時代は、牢屋の種類が2つあるのだ。
まず、1つ目は、万引き・掏摸(すり)など、の罪は、
軽罪者の牢屋、『ライト・クラム』と言うところに入れられる。
2つ目は、殺人など、人を殺した奴らが入れらる、
『へヴィン・クラム』と言う牢屋に入れられる。
その時、この時代にあふれていた人間の約6割は泥棒。
当時の大人たちは、金がすべてで、高価な物があれば盗む、そんな奴らばかりだ。そこで、大人たちは俺達犯罪者を使って金儲けをしようとたくらんだらしい。そこで、2つに別れたこの牢屋にいる奴らを、牢屋の番人は、
大人たちに俺達を売っていく。
牢屋が2つに分かれているように、泥棒の種類も分かれている。
まず1つ、『ライト・クラム』から、売られた者がなるのは、
『リイバー』と言う組に行く。
次に、『へヴィン・クラム』から売られた者は、
『ディーカ』と言う組に行く。
この複雑な時代に、俺は生まれた。そして俺も、その犯罪を犯した1人だった・・・・。