―2005年―8月12日
僕達は夏休みに入った。
二人でいる時間が増えたが過ごし方は学校があった時とあまりかわらなかった。夏休みの大半はお互いの家を行き来し、朝から晩まで一緒にいた。
たまに映画を観に行った。君は感動屋で感動系は必ず涙した。そんな君の頭を優しく撫でた。帰り道、映画の評価を二人でするのが楽しかった。
海にも行き、泳いだ後に近くの水族館に行った。
海でハシャイダせいか僕は少し疲れていたが君が僕の手を引っ張って無邪気に笑いかけてくれるから疲れも自然に消えていった。
無邪気で僕の事を一番に想ってくれて、毎日一緒に居てくれた。僕は君の事が大好きだ。いつまでも大好きだ。