悲しい物語の
結末なんて
結局さよならで
おわるんだ
夢物語
会えない君の背
晴れ渡る虹色
微かに
にじんだ夕焼け
元に戻らない
ペンダント
暗闇の中探した
君のぬくもり
懐かしくて
たださまよいながらも
たどった
折れて枯れた花から
花びら
散っていった
色付いた
春の色が
淡く淡く…
夜空から
冷たい滴が
ゆっくり降りわたって
目を閉じて
体にしみわたって
いくのを感じる
強い強いと
思ってた自分が
いつの日か
突然
弱くなった
繋いでた
糸
切れて
なくなった
風が周りを
囲みだした
嫌いなモノを
拭ってく
そうなったら
いつか
歩き出そう
そう思った