「へぇ〜、此処がこの世界の街かぁ。よくゲームにある街見たいだな」
賢は森を抜けてPMGWの街に来ていた。
町並みはゲームでは結構ポピュラーな中世ヨーロッパ風で活気が溢れている。
「さてと・・・取りあえずアイテムショップにでも行くか。どうせゲームだから有るだろ」
まだ来たばかりだから少しもたつきながら賢はアイテムショップを捜す。
「あれかな・・・?」
賢が見つけた店には看板があり、看板には道具と記されている。
「はい。あれは道具屋ですね」
サポーターの返答で確信を得て賢はその店へ向かう。
入り口に着くと店が結構にぎやかなのが分かる。
ドアを開けると更ににぎやかなのが分かる。
「ちょっ、邪魔!どいて!」
「!?」
店からいきなり人が出て来る。
あっという間に距離は縮まり、二人はぶつかる。
ドタッ!
さっきの人は賢の上に倒れこむ。
「ぃったぁ〜」
賢の顔に髪がかかる。
フワッと香る香水のいい匂い
賢の前では倒れこんだ人のミニスカートがひらひらと波打つ。
さっきの声と背格好からしても女の子のようだ。
誤植のお知らせ
?でゲーム名を“PMBW”と称してましたが正確には“PMGW”です。