和子とアドレスを交換してからはホントによくメールをした。3日空くことはなく毎日深夜までメールを続けた。
正直、毎日深夜までメールしてくれるんだから、多少は俺のこと気にしてるのかな?と思ったりした。
12/29。自分と和子ともう一人の女の子、3人でバスケを観に行った。かなり熱い試合だった。
そして夜、例のごとくいつものようにメールをしていた。1時、2時、3時・・・だんだんと話題は好きな人へとなっていき、和子に「誰が好きなの?」と聞かれた。自分は言うか言わないかで相当悩んだ。それまで5〜10分間隔でメールをしていたのに、30分以上空いてしまった。
ここまでくると相手ももう分かってるだろ!と思い、自分は「好きな子は君です。」とメールを送った。
和子からの返信「ホントに?!ありがとう。…えっとぉ、返事は求めてるん?」
自分「怖いからあんま聞きたくないけど、もうバレちゃったからね。よし、返事を聞かせてくれい!」
和子「素直な気持ちを言いましょ★実際まだまだ○○くんのことをよく知らない。知り合ってまだ1、2ヶ月じゃん。なんか私って先のこと考えちゃうんだよね。」
自分「確かにまだ知り合ったばっかだよね。誰でも先のことは考えるよ。まぁ俺の気持ちは簡単には変わらんから。」
和子「ありがと。…あぁ〜ものすごく迷ってる。」
自分「ま、これから俺のことをもっと知ってまた返事聞かせて。待ってるってのは変だけど、待ってるから。」
和子「分かった。ありがとね。これからもメールとかしよーね。かなり自分勝手なこと言ってるけど…。」
自分「おう。和子は自分勝手でいんだよ。俺が好きになったんだもん。」
こうして長い夜が終わった。