雲一つない青色<飛行船は山ほど飛んでいるが…>。それを眺めながら本日二回目の睡魔に襲われていると、
「カフェ??また寝てますの?」
「ん?…あぁノティ。何してるの?」
「それはこっちのセリフですわ!!全く…!」
頬をふくらまして何か言いながら上ってくるノティ。
「ふぁ〜。おはょ。今何時?」
「もう38時ですわよ!とっくに会も儀式も終わりましたわ!全く…もっとしっかりしていただきたいですわよ!」
ぶつぶつ言いながらノティはカフェの横に座った。
「毎日毎日、ここの屋上にばかりいますのね。まぁ、おかげで見つけやすいですけど。」
「ここが一番早いんだ」
「?…何がですの?ここは家から一番遠い場所ですわよ?」
「時間の流れる早さだよ。……Zzz…Zzz」
「あっ!こらっ!また寝ちゃだめですのよΣ(..!」