一通り遊んで砂江が近くの喫茶店に行きたいと言ったのでそこに行った
「で?早く言いなさいよ。」
砂江がいきなり聞いてくるので俺は表紙抜かれたような顔をした
「愚痴、聞いてあげる。その代わりおごりね!」
砂江は笑顔で言った
俺はその笑顔にドキッとした
そして俺はぶちまけた
最近の三七子の行動や自分に対しての冷たさなどいろいろと
砂江はそれを真剣に聞いていてくれた
「ありがと、砂江。」
俺は帰りに砂江を送りながら言った
「ううん。滝もそうとう溜ってたんだよね。大丈夫。」
砂江は笑っていってくれた
「ねぇ、滝?」
今度は砂江が聞いてきた
「ん、」
「今度は・・・」
砂江は俺の前に走り出して止まった
そして俺の方を向いた
「本当の・・・デートしたいな・・・恋人と・・・して」
「えっ・・・・・」
砂江は恥ずかしそうに走っていってしまった
俺はその場で呆然としていた
「まさか・・・・・砂江・・・・・」
俺の眠れない夜はここから始まった