不必要な自分・?…Side・S

アスハ  2007-03-27投稿
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私は花村さんを追い掛けた

滝に呼び止められたが私は構わずに走り出した


そして追い付いて腕を捕まえた


「・・・何?」


花村さんは不機嫌そうに私を見た


「なんで逃げるの?」


「逃げてない。」


花村さんは私からそっぽを向いて言った


「逃げてるじゃん!」


私が少しだけ大きな声で言うと花村さんは怒ったような顔をした


「あなたには・・・関係ない!」


「そんなに気にくわないの?私が滝と楽しそうにしてるの。」


「・・・・・」


「そんなに彼氏が信用できない?ただの友達として接してる私が許せない?だったら紐をつけてどこにも行かないようにしてれば!」

「そんなこと・・・出来るわけないじゃない。馬鹿にしないで!」


言葉の語尾を強くして言っていてもそれは弱々しかった


「私と・・・滝はただの友達、それ以上でも、それ以下でもない。」


「まぁ、彼氏を信用できない人に何を言っても無駄だけどね。」


私はそういって花村さんを置いて教室にもどって行った

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