ってまじで?
「たった助けてー」
ガサッ・・・ボソっと何か喋っている声が聞こえたと思ったら、キャインッと野犬が
鳴いたそして、逃げていった。
「今の何?・・・」
「大丈夫か?」
そこに先輩が居た。
「せっ先輩!?大丈夫です、ありがとうございます!!」
「そうか、ならいい・・・」
「でも先輩、どうして助けてくれたんですか」
「ただここに来たらお前が襲われていたから助けただけだ」
本当にただの偶然らしい、しかし助かったから良かったが・・
もし先輩が来なかったら間違えなく大怪我はまのがれなっかただろう、
だが今はその事よりあの事の方が気になっている。
だからいきなりだが聞いてみた
「先輩あのこの間の事なんですけど・・・」
「!?」
明らかに表情が変わった。
「あの・・・先輩?」
「どうしたいんだ?テレビにでも話すのか?この人は魔法が使えますとかか?」
「!?」
そんなつもりは考えても見なかった、ただもう一度あれが見たかっただけだった。