僕の彼女

さくら  2006-01-29投稿
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小さい頃、幼稚園の先生が読み聞かせてくれた物語、白雪姫は彼女そのものだった。僕は初めて彼女を見たときそう思ったんだ。白い肌、透き通った茶色の瞳、ふっくらとした唇。髪は柔らかそうで、いつもシャンプーのいい香りがしていたんだ。日本人離れした顔立ちと華奢な体。笑顔はまるで天使のようだった。天使と言うと幼いイメージを持つかもしれないが、彼女は少し違った。どこかのバーチャル世界から出てきたようなスタイルで、目の下の泣きぼくろが色っぽかった。
彼女が通れば男、女関わらずみんなが振り返るような女の子だった。この話はそんな彼女を2年がかりでゲットした僕の自慢話ではなく、あくまで彼女の話だ。
僕だってモテナイわけではない。今まで付き合った人も世間並みはいる。合コンに行っても番号聞かれる事だってある。ただ、僕が今まで生きてきて一番衝撃を受けた彼女、そして恋愛なんだ。

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