雨の日にあなたの姿を見た
傘もささないでただそこに立ち尽くしているあなたを
僕は何もできなくて
見ている事しかできなくて
近づきたいけど
近づけなくて
ただ見ているだけだった
あなたがあまりにも遠くを見るから
何をそんなに見ているんですか
そんなに切なそうに
そんなに悲しそうに
そんなに
そんなに壊れそうに
何を見つめているんですか
ねぇ
誰にも言わないから教えて
そしたらあなたを抱きしめる事だって容易い
言い訳ができるから
あなたの瞳を支配しているのは
誰だ