離さないで ?

CoCoa  2007-03-31投稿
閲覧数[205] 良い投票[0] 悪い投票[0]


んっ… 朝……

高層ビルに朝日が反射して眩しい。

[私なんでここにいるの?なんでビルの上に]

肩にはコートが掛けてある。
そぉぃえば、昨日私はこの屋上から飛び降りようと…。

だったら、昨日の温い人はホンモノ。

[でも、私は誰も信じない。もぉ、裏切りはイヤだ。せっかく死ねそうだったのに、やっと楽になれそうだったのに。どぉせ昨日の人も幻なんだ。]

カタッ カタッ

ダレかがこっちに来る。
目の前に現れたのは、男の子だった。背は170くらいで細い。茶髪で、とにかく目が優しい。

[やっと起きたね]

[あんたダレよ!]

[怒んないでよ。それ、オレのコートだし]
[………。]
[昨日キミ死のうとしてたから]

[あんたに関係ないでしょ!]

[あるよ!だって…オレは……]

【つづく】

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 CoCoa 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
小倉優子プロデユース
画期的なパウダー♪


▲ページトップ