あんまり淋しいから
抱きしめあって
寄り添いながら眠った
でも、
どんなに抱き合っても
一つになろうとすれば
するほど
貴女が別個体であることを思い知らされ
僕はまた
一人ぼっちになる
だけど
抱き合うことでしか
愛を感じられない僕にとって
抱きしめ合うことは
必要なこと
愛は幻覚の様に
淋しさへとすり替えられ
眠れない夜が
また訪れる