これは僕の悲惨なｽｸｰﾙｽﾄｰﾘｰのひとつである｡まぁきいてくれょ…
教室の朝はいつも騒がしい｡みんなの楽しそうな笑顔｡笑い声｡きっと僕も心からの友がいれば…｡
｢ぉ、おぃ、例の新曲きいたか??｣
｢お前それいつ出たと思ってんだよ〜｣
あいつらいっつもﾊﾞｶやってて楽しそうだ｡…外見は怖いが｡
｢…なんていい歌詞なんだ｡｣ ｢あぁ…｡特に¨おじぎ草のｷｯｽ¨の部分…｣
｢ハｯおまえもかよ｣
おじぎ草のｷｯｽってなんだ??
｢でもよｫ｡この歌詞以前に歌ってるｸﾞﾙｰﾌﾟわかんねぇやつ、ぜってぇ〜ｸﾗｽに1人はいるよな｡｣
｢そんなお前、まずいねぇよ｡普通に考えてみろ｡｣
なんだか非常にﾚﾍﾞﾙの高い話してるぞ｡ｸﾗｽに1人!?僕にきいたらさっそくｱﾚだぞ!?
｢じゃあきいてみるか??｣
｢あの何故か目つぶって本開いてる矢口なんてどうだ??ｷﾞﾘｷﾞﾘ知らないかもだ｣寝てるふりが仇となってしまった!!なんてこった…僕はｷﾞﾘｷﾞﾘどころかまるで知らない｡頼む、他をあたってくれ…
｢なぁ、屋久みどりの方がｱｳﾄっぽくないか??｣
｢いや、ここはｱｲｳｴｵ順だな｡それにｱﾚだろ、…ﾚﾃﾞｨｰﾌｧｰｽﾄ｡｣
あぁ、ｱｲｳｴｵ順もﾚﾃﾞｨｰﾌｧｰｽﾄの意味も間違っていると思うのは気のせいか??(泣
つづく
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