何もかもぶっ壊れそうな街や人。 どこかマヒしている交通渋滞と心。 何もかも忘れて飛んでる人‥鳥じゃない。 転んだ少年は手を差し出されることなく泣くか、また歩くだけ。 こんな繰り返されて進む時代に太陽も恥ずかしくなって沈む…紅く、紅く。 だから―\n だから月は、せめて今日だけでもと笑う。 少し切なく円い笑顔で。
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