君がいた春?

不破  2007-04-02投稿
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「先輩どうしたんですか?考え事多いですよ」
「いや、なんでもない」
「そうですか?」
こいつには人の考えてる事が解るのだろうか・・・
「ああ、何とも無い、ただ突然だが良いか?」
「何ですか?」
別にたいした事じゃないだろうと思って軽い調子で聞いてみた、だから先輩が言う事をあまり聞き取れなかった・・・
「えっ?」
「だから俺と付き合って欲しいって言ったんだよ!」
緊張か、何か解らないが早口だった。
「えっ?本当ですか?」
「ああ、駄目か?」
と先輩が言うのでいや普通無理だろ、そんなに話した事も無いのにと思ったなのに口から出た言葉は全然違う言葉だった。
「私で良いんですか?」
あれ?なに言ってるんだろ私
「もちろん、いやと言うよりお前がいいんだよ!」
「じゃあよろしくお願いします!」
なにー!?ほんと何言ってるんだ自分!
「良かった普通に断られると思ってたんだ」
先輩はほっとした感じだった。いやいや普通は断るだろ頭でもおかしくなったか自分?
そんな自問自答してももう遅かったすでに物語は始まっていた・・・

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