君 が 好 き a

オズ  2007-04-03投稿
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「 ねぇ タクは私のコト、好き・・・? 」

そう言って、愛を確かめ合おうとするのは いつも私から・・・

「 ───、あぁ。好きだよ。」


アナタは、いつだって私の愛に応えてくれるけど、それだけじゃ足りないよ
だって 私ばっかり好きな気がするんだもん・・・、



贅沢な悩みだって、わかってる ───、

隣に居られることが 幸せなのに、
どんどん 欲しくなる。
私は なんて欲深い女なんだろう・・・。


「 本当に好き?? 」

「 あぁ、 」

信じているのに、疑ってしまう。

私は なんて醜い女なんだろう・・・。


「 ・・・ユキ、何かあったのか? 」

そうやって、いつもアナタに心配をかけてしまう
私は なんて最低な女なんだろう・・・。



これ以上、こんな汚い私を 見られたくなかった



だから 言ってしまったのかもしれない。
思ってもなかった言葉を・・・、




「 ねぇ タク、・・・別れよう。」

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