Real12

HIRO  2007-04-04投稿
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『亮ぉ〜遅すぎぃ〜』
かなは玄関で亮を待っていた。
『かなより早いわけないやん!荷物持ってるし』
亮が笑いながら家の中に入っていく。俊の家は3LDKで一人暮らしには広すぎる感じだ。リビングに入ると俊と仁が煙草を吸いながらゲームをしていた。
『もぉ〜煙草吸い過ぎると体に悪いよ?』
かなが呆れた感じで言う。『いいの、いいの今時の高校生は煙草ぐらい吸ってないとやってらんないの』
俊がゲームをしながら答えた。
『あっ彩は終わったらすぐ来るってさ』
かなが思い出したように言った。
『そう?ってかさ彩って最近可愛くなったよなぁ』
俊が言った。
『彩?そうだねぇ、この前髪ばっさり切って雰囲気変わったねぇ……もしかして……惚れちゃった?』
かながニヤけながら言う。『い、いや別に好きとかそうゆうのじゃないって!ただ可愛くなったって思っただけ』
俊が戸惑いながら言った。『かなはそないなとこだけ鋭いねんな』
亮が言った。
『だけ、は余計だって!』
かなが亮の背中を叩きながら言った。
『あっみんなにジュース買ってきたから飲んでよ』
かなが言った。
『うぉ!マジ?サンキュー!亮に頼んでたけど別に要らなかったな』
俊が嬉しそうに言った。
『ほれ!仁も飲みぃや!』
亮が仁にジュースを投げ渡す。
『あぁサンキュー』
仁が手を挙げながら言った。
『じゃぁ彩の分は冷蔵庫に入れとくね』
かなはジュースを入れるため冷蔵庫へ向かった。
『おい仁!お前今日も女子からアド聞かれたんだって?しかも今度は三年生みたいじゃん』
俊が言った。
『うん…最初断ったんだけど、先輩がメールぐらいしてやれって』
『でもいいじゃん!あぁ〜俺もモテてぇ〜』
俊が悔しそうに言った。
『でもよ、それだけモテてるのになんで彼女作らねぇんだ?』
俊が仁に聞いた。
『いや、なんとなく…』
仁が答えた。
『へぇ〜仁ってまさか好きな人いるとか?』
かなが戻って来たらしく仁に聞いた。
『いや、いないよ!それに俺恋愛に奥手だからさ好きな人がいても何もできないよ』
仁が答えた。


ピンポ〜ン♪

『はぁぁい!!』
俊が返事をして玄関へと向かった。
『みんなお待たせぇ!!みんなのアイドル彩ちゃん登場!!』
彩が元気よく入って来た。

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