自分で死ぬことすらできない私。悪戯に無駄な時間を費やすだけの日々。
神様!貴方は私にこれ以上なにを学べとおっしゃりたいのですか?
神様!貴方は私になにを悟れとおっしゃりたいのですか?
慈しみですか?憎しみですか?優しさですか?怒りですか?恨みですか?
この期に及んで、なぜ私を生かされようとするのですか…?
神様!!
「うううっ……」若い女性職員が突然、私の部屋に泣きながら飛び込んできた。
私は、驚いて彼女の方を見つめた。
「まっ…松島さん、ごめんね…びっくりしたで…しょ…でも、ごめ…ん…。もう少しだけここに…いさせて…ください…」私のベットの蔭に隠れるように彼女はしゃがみ込む。鳴咽しながら泣き出したのだった。
続く