行ってらっしゃい

満月  2007-04-05投稿
閲覧数[874] 良い投票[0] 悪い投票[0]

『行ってらっしゃい、お母さん』         何故そぅ言ったのだろう。お婆ちゃんに頭を下げた 大きな荷物 大きな涙  『今までお世話になりました』          初めて見た細い体 細い顔目に写る光景が不思議に思えた。ご飯が飲み込めない 目が合って、『じゃあね』……もぐもぐ…    『ぅん。行ってらっしゃいお母さん』『行ってらっしゃいじゃないの』    ぅうん。いってらっしゃいだよ。あなたに伝えた本気の気持ち 覚えていますか? これから先も思い出す。願い 祈り 待つよ  いつまでも待ってるよ  『行ってらっしゃい』

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 満月 」さんの小説

もっと見る

公募投稿作品の新着小説

もっと見る

[PR]
ほしのあき大絶賛
極上スクラブ3800yen


▲ページトップ