君がいた春?

不破  2007-04-06投稿
閲覧数[105] 良い投票[0] 悪い投票[0]

君がいた春  笑顔・・・
        

次の日俺はデカイ木の下にいたある人を待っていた、少し早く来すぎてしまったか、などと思っていたら待ち人が来た。
「先輩遅れました、すいません・・・」
といっても待ち合わせより三十分も早いが。
「大丈夫、俺も今来た」
などとカッコ良いことを言えば良いんだろうが・・・しかし、出てきた言葉は
「遅いぞ普通は彼女の方が早く来るもんだろう?」
ちょっといじめたくなった。予想どうり彼女はしょんぼりして「すいません・・・普通はそうですよね」
なんだか罪悪感に駆られる言葉だった。
「いやごめん嘘だ俺が早く来すぎただけだ」
ちょっとあせったこの間泣かせてしまった(実は演技なのだが気付いていない)のでちょっとあせって話した。
「先輩、性格悪いですね」
うっきつい所を突かれた
「くっ」
「少しは直して下さいね」
そんな事を言う本人もちょっと悪いが気付いていない。
「ごめん努力する」
こんな話をしているが今日は初デートなのだった行くところは遊園地・・・ベタだ・・・何でもう少し気の利いた場所を選べないのだろう・・・



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 不破 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ